株式会社ワインレッドケミカル |
042-624-3755 お問い合わせ |
製品情報<金コロイド> -
弊社の金コロイドは
オリゴペプチド還元オリゴペプチド保護である。
そのメリットは以下の通りである。
金コロイドは抗体のようなペプチドが結合すると
非常に安定になる。
そこで小さいオリゴペプチドを使って還元した。予想通り
かなり安定になった。
この金コロイドは大きなペプチドである抗体と
塩化金酸 + オリゴペプチド →
金コロイド(オリゴペプチド保護) 安定
金コロイド(オリゴペプチド保護)+抗体 →
金コロイド標識抗体 さらに安定
という反応である
製品特徴
◆安定
WRGH1は冷蔵で6ヶ月の保存が可能である。
WRGH2,WRGH3金コロイドは室温で1年間は変わらない。
WRGM2,WRGM3金コロイドも室温で1年間は変わらない。
これらも念のため冷蔵保存をお勧めいたします。
◆高濃度
高濃度(OD520=12)である。そのため反応スケールを大きく
しても、小さい容量で効率的な製造が可能である。
◆容易なpH調整
金コロイドに抗体をつけるとき緩衝溶液を加えるだけでpH調整
ができる。
◆大きな負電荷
最大特徴である。そのため凝集しにくい。
電気泳動による解析( Agarose Gel, Tris Buffer, pH 7.3
)
1. 本製品
2. 金コロイド 1(クエン酸還元)
3. 金コロイド 2(クエン酸+タンニン酸還元)
4. 金コロイド 3(クエン酸還元)
金コロイド標識イムノクロマトテスト
ハーフストリップテストでは粒径が50nmと60nmの弊社の
金コロイドWRGH1を用いて、インフルエンザウイルスの
イムノクロマトテストを行った。
15分後では 60nmの金コロイドの方が高感度になる
(下のグラフ) 。
フルストリップではメンブレン選択等の工夫が必要である。
製品情報<パラジウムコロイド> - イムノクロマトテスト
粒径が40nmの金コロイドと粒径が100nmの弊社のパラジウムコロイド
(WRPd1-100)を用いて、インフルエンザウイルスのイムノクロマト
テストを行った。