製品情報<金コロイド> -


弊社の金コロイドは
オリゴペプチド還元オリゴペプチド保護である。
そのメリットは以下の通りである。
金コロイドは抗体のようなペプチドが結合すると
非常に安定になる。
そこで小さいオリゴペプチドを使って還元した。予想通り
かなり安定になった。
この金コロイドは大きなペプチドである抗体と
塩化金酸 +  オリゴペプチド 
           金コロイド(オリゴペプチド保護) 安定
金コロイド(オリゴペプチド保護)+抗体  
           金コロイド標識抗体 さらに安定
という反応である

製品特徴

安定

WRGH1は冷蔵で6ヶ月の保存が可能である。
WRGH2,WRGH3金コロイドは室温で1年間は変わらない。
WRGM2,WRGM3金コロイドも室温で1年間は変わらない。
これらも念のため冷蔵保存をお勧めいたします。

◆高濃度

高濃度(OD520=12)である。そのため反応スケールを大きく
しても、小さい容量で効率的な製造が可能である。

◆容易なpH調整

金コロイドに抗体をつけるとき緩衝溶液を加えるだけでpH調整
ができる。

◆大きな負電荷
最大特徴である。そのため凝集しにくい。

写真

電気泳動による解析( Agarose Gel, Tris Buffer, pH 7.3 )

1. 本製品
2. 金コロイド 1(クエン酸還元)
3. 金コロイド 2(クエン酸+タンニン酸還元)
4. 金コロイド 3(クエン酸還元)

金コロイド標識イムノクロマトテスト

ハーフストリップテストでは粒径が50nmと60nmの弊社の

金コロイドWRGH1を用いて、インフルエンザウイルスの

イムノクロマトテストを行った。

15分後では60nmの金コロイドの方が高感度になる

(下のグラフ)

フルストリップではメンブレン選択等の工夫が必要である。

製品情報<パラジウムコロイド> - イムノクロマトテスト

粒径が40nmの金コロイドと粒径が100nmの弊社のパラジウムコロイド
(WRPd1-100)を用いて、インフルエンザウイルスのイムノクロマト
テストを行った。