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製品 <金コロイド><パラジウムコロイド><白金コロイド>
<金コロイド>「通常粒径」と「小粒径」タイプがございます。
*通常粒径(3種) - WRGH1・WRGH2・WRGH3
*小粒径(2種) - WRGM2・WRGM3
ー通常粒径( WRGH1, WRGH2, WRGH3)の違いー
それぞれは合成するときに用いた有機物オリゴペプチドが異なります。
オリゴペプチドはCHNOの元素のみを含むものです。
WRGH1は短いペプチド、WRGH3はやや長いもの、WRGH2はその中間のものです。
ペプチドは金コロイドにアミド結合部分で結合します。 アミド結合の数はペプチドの長さに比例します。
したがってWRGH1のペプチドは外れやすく抗体は付きやすくなり、 WRGH3のペプチドは外れにくく、
金コロイドは安定になり、抗体はやや付きにくくなります。
しかし、抗体はたくさんのアミド結合があるので抗体標識を25℃、15分または40℃、15分で行うとWRGH2もWRGH3も簡単に置き換わります。抗体は劣化しません。
製品名 | 粒径 | オリゴ ペプチド |
抗体標識 反応 |
金コロイド保存 |
WRGH1(OD=12) | 40nm 50nm 60nm |
短い | 25℃ 15分 |
冷蔵保存 12か月 |
WRGH2(OD=12) | 40nm 50nm |
中間 | 25℃15分又は 40℃15分 |
室温1年 |
WRGH3(OD=12) | 50nm | 長い | 25℃15分又は 40℃15分 |
室温1年 |
抗体にもよりますがWRGH1がもっともつけやすく、金コロイド保存の点ではWRGH2が
最も扱いやすいです。
これらの金コロイドを抗体につけても抗体の効力はかわりません。
小粒径(WRGM2, WRGM3)
WRGM2は粒径が20nm,WRGM3は粒径が8nmと5nmです。
3タイプがございます。
*大粒径(1種) − WRPd1-100 特に高感度が期待されます。
*中粒径(1種) − WRPd1-70
*小粒径(1種) − WRPd1-40
<白金コロイド>
粒径が20 nm の球で鎖のように繋がっております。
イムノクロマトテストではパラジウムコロイドと白金コロイドは黒色で見やすいです。